JFKA/日本フリースタイル・カヤック協会公式ブログ

1990年に設立されたJFKA/日本フリースタイル・カヤック協会の公式ブログです。 フリースタイル・カヤック競技の大会主催・運営の他、2007年まで世界選手権、ワールドカップ等へ日本代表チームを派遣していました。

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日本のフリースタイル・カヤック競技の20年

■日本のフリースタイル・カヤック20年の歴史-1991年■

第3回:開催が危ぶまれた第1回全日本選手権

フリースタイル・カヤックの可能性を感じた大会

前年のCJカップ開催、それに続くWRAJ/日本ホワイトウォーター・ロデオ協会の設立から1年後、
「第2回CJカップ&第1回全日本選手権」の開催を決定しましたが、問題は開催場所でした。
前回大会の会場となった「タチタチの瀬」ではふさわしくないと考え、新しい会場探しに奔走しました。
また各地のパドラーに問い合わせるなどして検討を重ねていたところ、1軒のカヌーショツプから電話がありました。
「富士川にいいスポットがありますよ」と。
電話をくれたのは静岡のカヌーショップ「ロブソンランチ」さんでした。
後日、早速会場に視察に行きました。
予想以上に広い川幅の中にバックウォツシュの強いウェーブのポイントが3箇所ほどありました。
右岸からのエントリーは厳しいが、左岸には大きなエディもありエントリーもしやすい。
他にこれといった開催場所の候補が挙がらなかったこともあり、富士川での開催を決定したのでした。

1991年9月28~29日。記念すべき「ホワイトウォーター・ロデオ第1回全日本選手権」が開催されました。
参加者は43名。
エントリーはプレイボート部門18名、スクォート部門9名、オープンカヌー部門5名、新設したインフレータブル・カヤツク部門3名というものでした。
上記の日本人選手に加え、海外からはそうそうたるパドラーが参戦しました。
同年の7月にイギリスのジャスティニアン岬で3日間、開催された事実上の第1回世界選手権である
「ファースト・カヤック・ロデオ・チャンピオンシツプス」の1位のヤン・ケルナー(ゴールドウイン招待)、3位のクリス・スペリアス(サンデプラニング招待)、5位のロブ・マクドナー(モンベル招待)、そしてスクォート界の女帝リサ・シモダ・キャラウェイ(カヌージャーナル招待)、エド・ローパー(高階救命器具招待)の5名でした。
参加者の増加、加えて海外選手5名が参戦ということで、大きな盛り上がりを見せました。
またTBSテレビのニュース番組が取材にきたことも盛り上がりに拍車をかけました。

ところが大会開催前日の9月27日、台風第19号が日本海を通過。
中心気圧:925 hPa、最大風速:50m/h という大型の台風は富士川の水量を大幅に増やしていました。
28日、会場を見てみると川の色は茶色でまさに濁流・激流そのもので、とても大会を開催できる状況でないことは明らか。
練習を見ていても、個々の技術の問題はさておき、ロールで起き上がれないでいたずにら流されていく選手が続出。
スポットの下流100mには急に川幅が狭くなる「釜の口」というデンジェラス・ゾーンが待ち構えている。
レスキューもままならず、釜の口に吸い込まれていくパドラー。
事故こそなかったものの、その夜は全選手が一同に集まり緊急ミーテイングを行うこととなりました。
もちろん海外の選手も全員参加。
ミーティングでは様々な意見が飛び交いました。
「大会を中止するべきだ」「技術に自信のないものは参加を辞退したほうがよい」「明日の朝の状況を見て判断しよう」etc。
喧々諤々の話し合いは2時間近くに及び、意見の対立する選手の間は険悪なムードに…。
話し合いはひとつにまとまることはありませんでしたが、主催者として結論を出す必要がありました。
「今日の状況では開催はとても難しいものですが、明日の朝○時の時点で水量等を見て開催または中止の判断をすることにします」との説明に選手はとりあえず納得、解散となりました。
しかし、どうするべきだろうか?と眠れない夜を過ごしました。



ヤンとクリスxxx
ヤン・ケルナーとクリス・スペリアス

ポブ・マクドナーxxx
ロバート・マクドナー

エドワード・ローパーxxx
エドワード・ローパー

エドxx
エドワード・ローパー

リサxxx
リサ・シモダ・キャラウェイ

ヤンxxx

ヤン2xxx
↑ヤン・ケルナー

クリスxxx

クリス4xxx
↑クリス・スペリアス

不明xxx

日本人xxx

エンダーxxx
↑日本人パドラー

オープンxxx

インフレxxx

トップパドラー達のビッグウォータ-・チャレンジ

翌日29日。空には青空が広がり快晴でした。天気だけを見れば絶好のカヌー日和なのですが。
会場の様子は見ると、前日に引き続き水の色は茶色でしたが、水量はかなり減っていました。
しかし川の状況をひとことで表現すれば"ビッグウォーター"という言葉にしか該当しない状況。
多くの選手にとってはかなり困難な状況であることは判断できましたが、"これならできる"という選手達の声もあり、運営スタッフとも相談して開催することを決定しました。
競技は前大会の反省も踏まえ、すべての部門において競技時間を1分に短縮。
プレイボート部門は予選は3トライアルの合計得点により上位10人が決勝進出。
決勝は2トライアル。予選3+決勝2の合計得点で順位を決定。
オープンカヌー部門とインフレータブル・カヤック部門に関してはレスキューの問題を考え1トライアルに変更。
スクォート部門は2トライアルの合計という形で実施。
採点に関しても前回の最高5点から1点刻みの最高10点に変更。ジャッジは5人。

競技がスタート。
広い川にはスポットが5つほど。うち2つは大きなウェーブホールになっていた。
選手にとってはどのスポットにアプローチしていいものか判断が難しいところだか、とりあえず選手達は一番近いウェーブホールに飛び込んでいく。
しかし流れも水量も水圧も半端ではない。
入っていきなりロールを強いられる。起き上がった時には既に流されているというパターンにはまってしまう。
ポイントはいかにウェーブに残るかだが、サーフィンの状態で残っても、そこから次のムーブを行うのには大きなリスクが伴う。
といっても当時はサーフィンとエンダーしかないのですが…。
結局、成績の上位に来た選手はウェーブの中で1分間、サーフィンを行う。
またはパドル・トリックをプラスするというものでした。
今の時代の競技から考えるとのんびりしているようですが、選手達にとってはそれしか策がなかったということです。

競技にはカヌースクールでイントラクターを務める選手や経験豊富なエキスパート、現役の大学生スラローマーなど日本のトツプパドラーが集結。
第1回大会で活躍した石川、大沢、岡崎といった選手はもちろん、アオキカヌーの青木勇氏、サンデプラニングの吉原宣克氏なども参戦しました。
また女子選手も1人、男子に混じって参戦しました。
結果は日本人の1位、2位は現役の学生スラローマーとなりました。

多くの日本人選手が攻略に苦戦する中、海外選手達はビッグウォーターを楽しんでいたようです。
本来スクォートが専門のリサ・シモダ・キャラウェイも小柄で華奢な体に似合わず、パワフルかつ繊細なライディングを披露。
そのプレイには驚きの声があがっていました。
その後、日本での常連となるロブ・マクドナーも安定感のある堅実なライディングを見せてくれました。
OC-1が本職のエド・ローパーも持てる力を存分に発揮してくれました。
特筆すべきは、先の世界選手権1位のヤン・ケルナーと2位のクリス・スペリアスの壮絶な戦いでした。
互いに相手を意識しているようで、1トライアル毎に双方が火花を散らすライディングを繰り広げました。
特に決勝ラウンドでライディング終了後にクリス・スペリアスが怖い形相で「見たか!」とばかりに、ジャッジに向かって指をさしたときはジャッジ一同、その真剣さと迫力に圧倒されました。
まあそれまでの採点でヤン・ケルナーに負けていただけに、快心のライディングをしたクリスの気持ちも分かるというものです。
190cmもの巨体に裏付けされたパワーで豪快にカヤックを操るクリスに対し、華麗なパドリングとカヤック・コントロールで大胆にライデテングするヤン。
二人の対決はこの日、一番の見ものでした。
選手、ギャラリー、そしてジャッジのすべてが、この日、ビッグウォーターに立ち向かう海外パドラーのスキルの高さとフリースタイル・カヤックの限りない可能性を見たことと思います。


SQTxxxx


スクォートは会場を変えて、ほとんど流れのないポイントで行われました。
前回大会から僅か1年しか経過していないのに、日本のスクォーティストは確実に増えていました。
さすがにトップ3には得点で及ばないもの、ビデオやテキストで勉強してきた成果を十分に発揮しました。
ロブとリサの滑らかなスクォーティングはまるで舞踏会のダンスのような印象を受けました。
プレイボートと異なり、スクォートの時はギャラリーもとても静かでした。


■全日本選手権に出場-早川正志

日本で行われたフリースタイルカヤックの第2回大会は、静岡県の富士川で開催されました。
当日は大雨による増水で、普通の人が見たら、こんな日に川へ出るのは正気の沙汰でないと思われるような増水であったと記憶しています。
事実、会場場所から下流に流された人は、かなりの距離を泳ぎレスキューされました。
また下流の淵は強烈な渦を形成しており、そこを身ひとつで流されることを想像すると、生きた心地はしませんでした。
しかしこのような状況下で、外国からの招待選手は生き生きとプレイしていました。
強烈なウェーブホールが発生している場所で、スピン、エンダー、パドルトリックをガンガンキメてきます。
パドルを放り出してのプレイなど、見ている者をハラハラさせ、会場の盛り上がりは最高潮に達しています。
フリースタイルカヤックの大会はプレイボート部門とスクォート部門に分かれており、私はプレイボート部門にも参加しましたが、スクォートに賭ける比重が大きく、散々たる結果だったと記憶しています。
記念すべき第1回大会は、カヤックの共通の友人の結婚式と重なってしまったために、東海地区のスクォート・メンバーは参加しておらず、この第2回大会が実質上、私たちにとっては初の大会出場となります。
私たちと言ったのは、このスクォート好きなメンバーのスリルシーカーズ(ジムさん命名)は日本で一番上手いスクォート乗りにしようと日々努力し、楽しくそしてスリルを求めてきたメンバーの、今までの成果を見せる場所であったからです。
大会場所は激流では危険であり技が成立しないため、比較的易しいエディとプールで行われました。
と言っても水は濁っており、どこが深いのか浅いのか全くわからない状況でした。
プレイボート部門に比べスクォート部門はエントリーも少なく技の派手さがないため、お世辞にも盛り上がったとは言いがたい状況だったと記憶しています。
しかし、私のプレシャーはかなりのものでした。スリルシーカーズを日本一にするべく頑張ってきた、この成果を僅か数秒に出さなくてはなりません。
結果的にはバタバタしたものの、その頃大技だったカートウィールをキメて、PFDに雪が降り積もる日もスクォート練習を行ってきた私たちの努力は報われました。
今思えば、こんなに緊張したスクォートは、先にも後にもこの富士川大会だけではないでしょうか。
海外大会で出会うスクォート乗りは、ジムさんの教えである「Have Fun」を忘れず、お互いを尊重しています。
競技としてとらえれば仕方ないことかもしれませんが、スリルシーカーズはこの大会を機に、さらにスクォート技術の向上へと向かっていくことになりました。

私が始めてカヤックのフリースタイルを知ったのは、名古屋のとあるアウトドアショップのビデオで流れていた「ブラストイントーザサードディメンション」でした。
このビデオは、スクォートを開発したメンバーの一人、ジェシィーウィットモアさんとかが出ていたと記憶しています。P社のセイバーというスラ艇ともスクォート艇ともいえる長い薄いボートで、スターンスクォートで延々とクルクル回っていて、あぁこんな技がカヤックでできるんだーと思い、是非自分もやりたいと強く思ったものでした。
しかし、このショップのセイバーを借りてカヤックスクールに参加してみると、狭いコックピットやグラグラ感に、「あぁオレにはこんなボートは無理だ」と感じ、結局あの頃の定番ボートであるダンサーを購入したのでした。
あの頃のカヤック全盛期は、のんびりゆったりツーリング、川旅なんかも流行っていて、それなりに楽しかったのですが、ちょっとした瀬のウェーブなんかでサーフィンをしたり落ち込みでバウを指してエンダーごっこをしたりしているうちに、また沸々とフリースタイル魂が湧き上がり、フリースタイルカヤックを是非したいという気持ちが高まったことを記憶しています。
当時私は会員数300名を誇るカヤックのサークルに所属しており、その中でもこのフリースタイルカヤックが好きなメンバーが数人いて、木曽川の富士の瀬ウェーブでプレイボートで遊んでいましたが、同じ考えのメンバーが数人いて、ある時「何かキラキラのラメ入りのスゲーボートがあるぞ。
バウとかスターンとか簡単にエンダーできるらしいぜ。
しかもミステリームーブとかわけわかんねぇ技もあるらしい。」という情報を聞きつけ、皆でスクォートのビデオ「ファンフォーエバー」を見たとき、アタマはガンガンし「まさにこれだー、オレがしたかったのはこれなんだー」とまたまた強烈な印象を受けたのでした。

早川政志:マーシーの愛称で呼ばれ、プレイボートとスクォートの二つの部門で活躍。
プレイボート部門の全日本選手権優勝2回、年間総合優勝3回、通産勝利数11勝。
スクォート部門の全日本選手権優勝6回、通産勝利数9勝。
世界選手権出場5回。


エントリーxx

バナーxxx

当初は開催が危ぶまれた「第1回全日本選手権」も無事、終了しました。
個人的には大きな感動と達成感を心に満たした大会でした。

帰路、リサ・シモダ、ロブ・マクドナー、エド・ローパーと会食をしました。
その時に「将来的に日本で世界選手権が開催できるだろうか?」と訪ねました。
ロブは「今大会はいいオーガナイズだった。日本で世界選手権を開催するにはまだ時間がかかるだろうが、将来的には確実にできるよ」、リサは「来年はアメリカで行われるから、その次に立候補すればいい。協力するわ」といってくれました。
また合わせて「来年の世界選手権に日本チームを作って参加しなさい」ともいってくれました。

翌1992年、第2回全日本選手権を木曽川で開催、そしてアメリカのオコーイ・リバーで開催された「第2回世界選手権」に日本代表チームが参戦することになるのですが…。


■第2回カヌージャーナル杯&第1回全日本選手権リザルト

●プレイボート部門
①ヤン・ケルナー
②クリス・スペリアス
③ロブ・マクドナー
④エド・ローパー
⑤山本真介
⑥後藤友彦

●オープンカヌー部門
①エド・ローパー
②森下洋行
③佐藤憲一

●インフレータブル・カヤック部門
①柴田 等
②山西雅彦
③吉原信忠

●スクォート部門
①ロブ・マクドナー
②リサ・シモダ・キャラウェイ
③ヤン・ケルナー
④早川政志
⑤岡 英樹
⑥市橋博明

■「ファースト・カヤック・ロデオ・チャンピオンシップス」大会概要

6カ国22人が参加。
潮の干満により海上にウェーブが発生する会場で、1.ホール(ストッパー)ライディング、2.サーフィン、3.スプリント、4.スキルテスト、5.スクォーティングの5部門で競い、合計により総合優勝を決める方式で行われた。
公平を期すために、5つの部門でそれぞれ異なるカヤックが使用された。
1.パーセブション・コルシカ、2.ピラニア・スタントバット、3.エース・ファルーシオン、4.プリヨン・インベーダー、5.OLS・エニグマ
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プレイボーティング・カップ開催

■PLAYBOATING CUP開催のお知らせ■

雑誌「プレイボーテイング」の主催により、9月6日(日)に長良川にて【PLAYBOATING CUP】を開催します。

この大会はフリースタイル・カヤックの普及を目的としたもので、川下りができるビギナーのパドラーからエキスパート・パトラーを対象としたものです。
競技の内容は下記の3部門で実施の予定です。
各競技毎に表彰します。

・スプリント・ダウンリバー・レース
・カヤッククロス
・エア・コンテスト(水量により実施)

前日にはトップパドラーとの交流会やクリニック等を予定しています。

2009年競技規則の変更

■2009年度の競技規則の変更■

昨年、選手にアンケートを実施いたしました。
協会ではそのアンケート結果を踏まえ、今シーズン、次のように競技規則を変更します。

●クラスの新設について

これまでのクラスに加え、新しいクラスを新設します。
・インターナショナル・クラス:バラエティ・ポイントだけでジャッジするクラスです
注:これまでのクラスはこのクラスとなります。

・ナショナル・クラス:バラエティ・ポイント+テクニカル・ポイントでジャッジするクラスです。

注:バラエティポイントはインターナショナル・クラスと同様です。
テクニカル・ポイントは1エンドごとに0~30度が5点、30~70度が10点、70~90度が20点でカウントする足し算となります。
注:テクニカル・ポイントについては、変更する可能性があります。
開催方式は競技規則に準じますが、変更する場合もあります。

●クラスのエントリーについて

今年度は2つのクラスでエントリーを受け付けますが、選手登録の際にエントリーするクラスを明記してください。
なお一度、エントリーしたクラスは1年間、変更することはできません。
また二つのクラスにエントリーすることはできません。
注:新設のナショナル・クラスはインターショナル・クラスと同様に男子総合クラス、女子K-1クラスで実施しますが、各クラスの出場3名以上にて競技実施を基本とします。

●ジャッジの人数について

・インターナショナル・クラス
各大会とも:バラエティ・ジャッジ2人

・ナショナル・クラス
各大会とも:バラエティ・ジャッジ1人+テクニカル・ジャッジ1人

上記の内容で実施します。

●選手登録について

今年度は選手登録は大会へのエントリーと同時に登録とします。
登録の際には氏名、住所、生年月日、電話番号、携帯番号、出場するクラスを明記したうえで申し込んでください。


■2009年度/JFKAルールブック及びジャッジングフォーマット■

このJFKAルール及びジャッジングフォーマットは2009年4月1日より施行されるものとする。


日本フリースタイルカヤック協会
競技部製作・編集



1、競技クラス(種目)
1 K-1
 1)長座で、ダブル-ブレードのパドルを使用。
 2)危険な改造のない市販のライフジャッケットとヘルメットを着用しなければならない。
 2 C―1(男子総合クラスとし、C-1だけのクラスは設けない)
 1)ひざまずき、シングル-ブレードのパドルを使用。
 2)危険な改造のない市販のライフジャッケットとヘルメットを着用しなければならない。
 3) K-1カテゴリーとC-1カテゴリーを両方エントリーする場合、競技はC-1から出艇するが、K-1での出艇順は考慮しない。
   
2、競技開催方式
 1)予選 / 準々決勝 / 決勝。
 参加者 予選 準決勝 決勝
 3名 行わない 行わない 3名で実施
 4名~5名 行う 行わない 3名で実施
 6名~11名 行う 行わない 5名で実施
 12名~13名 行う 6名で実施 5名で実施
 14名~15名 行う 7名で実施 5名で実施
 16名~17名 行う 8名で実施 5名で実施
 18名~19名 行う 9名で実施 5名で実施
 20名以上 行う 10名で実施 5名で実施

2)選手がエディーラインを横切った時、もしくは、上流からのエントリーであればボートがウエーブまたはホールと接触した時に始まる。

 2-1 予選
 1)45秒、2ライド、2採用の合計
 2)出艇は、前年度のランキング順とする。
 2-2 準決勝(セミファイナル)
 1)45秒、2ライド、1採用
 2-3 決勝(ファイナル)
 1)45秒
 2)5→4→3→2→1のノックダウン方式で行う
3)5名が前回の順位に沿って1回ずつ演技する。その結果で2回目の出艇順が変わる。
4)2回目の成績に沿って3回目の出艇順が決まる
5)各選手演技終了後すぐに得点を発表する。

 2-4 タイブレーク(同点/同着)
 1)同点、同着の場合の優先順位は、行われた最上級のムーブ、採用されなかったライド、前回のライドの順位である。
 2-5 得点方式
 1)エディーラインを切ったところから始まる
 2)エントリー-ムーブはエントリーする際のそのままの流れを途切れさせずに行う。
 簡単には3つのレベルに区切る。
 3)エントリームーブポイントを獲得するには、ムーブ終了後、ホール(ウェーブ)に残らなくてはならない。


●エントリームーブ
 難度 定義 得点

 1 シンプルなムーブで1エンドの動きかウェーブウィール。ボートは直角でなければいけない 30
 2 ベーシックなムーブで基本的にエアーでなくてよい 50
 3 難易度の高いムーブで基本的にエアーでなくてはいけない 100

●ボーナスポイント
   
定義 得点
・HUGE ヒュージポイントはビックエアームーブが行われたときのボーナスポイント。
 ヒュージの基準はチーフジャッジによって定義されて、明確なエアームーブでなければいけない。
 1つのムーブにつき1回のみボーナスが採用。 40

・LINKED リンクポイントは技から技へ完全にリンクしたときに与えられるポイント。
 カートホイールから何かにつなげたり、同じムーブを2回続けて行った場合は採用されない。 10

・バラエティー-スコア
 バラエティーは、一度のライドにつき一回、それぞれのムーブに与える。

・得点の計算方法
 5名のジャッジを配置し最高得点と最低得点をカットし、中間となる3名の平均点。
 若しくは、3名のジャッジの場合は中間となる1名の得点を採用する。
上記が理想だが、最低2名のジャッジの合計点で行うことが出来る。

・得点リスト
 名前         得点対象       得点

 Spin       Left and Right 10
 Clean Spin Left and Right 20
 Super Clean spin Left and Right 50
 Roundhouse Left and Right 20
 Clean Roundhouse Left and Right 50
 Air Roundhouse Left and Right 40
Clean Air Roundhouse Left and Right 60
Back Roundhouse Left and Right 30
Clean Back Roundhouse Left and Right 60
Air Back Roundhouse Left and Right 50
Clean Air Back Roundhouse Left and Right 70
Shuvit Left and Right 10
Cartwheel Left and Right 30
Clean Cartwheel Left and Right 50
Super Clean Cartwheel Left and Right 70
Air wheel Left and Right 50
Splitwheel Left and Right 60
Tricky Woo Left and Right 120
Blunt Left and Right 40
Air Blunt Left and Right 80
Clean Blunt Left and Right 100
Clean Air Blunt Left and Right 130
Back Blunt Left and Right 60
Air Back Blunt Left and Right 100
Clean Back Blunt Left and Right 120
Clean Air Back Blunt Left and Right 150
Loop   80
Air Loop   100
Back Loop   90
Back Air Loop   110
Space Gozilla Left and Right 90
Phoenix Monkey Left and Right 160
Air Phoenix Monkey Left and Right 180
Pirouette Left and Right 30
Pan Am Left and Right 120
Clean Pan Am Left and Right 140
Back Pan Am Left and Right 160
Clean Back Pan Am Left and Right 180
Flip Turn Left and Right 100
Donkey Flip Left and Right 120
Lunar Orbit Left and Right 110
Clean Lunar Orbit Left and Right 130
Felix Left and Right 80
Helix Left and Right 160
Air Screw Left and Right 160
McNasty Left and Right 150
Air McNasty Left and Right 170
Trophy Move 1 Left and Right or Front and Back 50
Trophy Move 2 Left and Right or Front and Back 150
Trophy Move 3 Left and Right or Front and Back 200
     

ムーブ 得点対象 内 容 解 説
Trophy Move

トロフィームーブ 左/右 ウエーブ/ホールでの特に目立つ新規のムーブ。
コンボは基本的にはトロフィームーブ
ただしブラントからマックはそれぞれの得点で取る                 

・McNasty マックナスティー 左/右
ウェーブ/ホールでフロントから360度回転する中でループを行う。フロントからバックサーフ状態になった時点からスタンをひねりながら70度上げループする。フロントサーフ状態になり完成。

・Helix L/R ヘリックス  左/右
ウェーブ上で135度以上裏返った状態でのスピン。裏返った状態で水面に身体は触れても良いが、エアーを伴わなければならない。フロントサーフィンの状態に戻り完成。

・Fonix Monkey L/R フォニックスモンキー 左/右
正面を向いた状態からクロスストロークでボートを360度スクリューした後、正面にループする。
各エンドは70度以上

・Clean Back Blunt /Stab クリーンバックブラント /スタブ 左/右
漕ぎ始めのストローク無し。スターンを中心としてバウは45度以上の角度をつける。
180度回転。フロントサーフィンの状態に戻り完成。

・Aerial Back Blunt/Stab エアリアルバックブラント/スタブ 左/右
スターンを中心としてバウは45度以上の角度をつける。
180度回転。フロントサーフィンの状態に戻り完成。エアーを伴う。

・Air Screw/ Donkey Flip エアースクリュー/ドンキーフリップ 左/右
フロントサーフィンからフロントサーフィンへの縦軸の回転。
ボートと身体は360度回転する中で180度はエアーでなければならない。
ボートは、フロントサーフィンの状態に着水して完成。

・Pan Am パンナム 左/右
エアースクリューと同様にボートが縦軸回転する中で180度はエアー。
前方向90度を外れる例えばバックサーフィンの状態で着水して完成

・Air Loop エアーループ 前/後 後/前
ボートに直角方向の流れを受け前、もしくは後ろ方向への2エンド連続のムーブ。
一部がエアーでなければならない。

・Tricky Woo トリッキーウー 左/右
3エンド連続したムーブ。2エンドは70度以上でもうひとつは45度以上なければならない。
1パドルで行われる。
バウから始まり2エンド目はスタン、そのスタンから次のバウに移行する中に180度のひねりを伴う。

・Lunar Orbit ルーナーオービット 左/右
フロントサーフ状態から上流方向にスタンを沈めながらスクリューさせてバックループへ移行する。

・Space Godzilla スペースゴジラ/エアーウィール 左/右
エアーループの中に90度のひねりを伴う空中ループ。
両エンドは70度以上なければならない。

・Clean Blunt クリーンブラント 左/右
漕ぎ始めのストローク無し。バウを中心としてスタンは45度以上の角度をつける。
180度回転。バックサーフィンの状態に戻り完成。

・Aerial Blunt エアリアルブラント 左/右
バウを中心としてスタンは45度以上の角度をつける。
180度回転。バックサーフィンの状態に戻り完成。エアーを伴う。

・Kick flip キックフリップ 左/右 エントリームーブ
ウエーブトップからバックデッキロールでエアーを伴う。

・Sidekick/Flipturn サイドキック/フリップターン 左/右
フロントサーフから上流にボートのハルが向くようにターンする。
その際にボートは短い軸方向に90度以上裏返り、かつエアーである瞬間がなくてはならない。

・Back Blunt/Stab バックブラント/スタブ 左/右
スタンを中心としてバウは45度以上の角度をつける。
180度回転。フロントサーフィンの状態に戻り完成。

・Super Clean Cartwheel スーパークリーンカートホイール 左/右
ストロークなしで、2回の連続エンド。エンドは70度以上の角度。

・Loop ループ 前/後 後/前
ボートに直角方向の流れを受け前、もしくは後ろ方向への2エンド連続のムーブ。

・Blunt ブラント 左/右
バウを中心としてスタンは45度以上の角度をつける。180度回転。
バックサーフィンの状態に戻り完成。

・Super Clean Spin スーパークリーンスピン 左/右
ストロークなしでボートを360度の回転。

・Clean Cartwheel クリーンカートホイール 左/右
ワンストロークで、2回の連続エンド。エンドは70度以上の角度。

・Split wheel スプリットホイール 左/右
エンドからエンドへの動きの中に切り替えを伴う2連続エンド。
1エンドは45度以上もうひとつは70度以上。

・Clean spin クリーンスピン
1方向のみ ワン-ストロークでの艇を360度の回転。

・Pirouette ピロエット 左/右
ボートが立ち上がった状態での360度の回転。
エンドは70度以上

・Cartwheel (最低2エンド連続) 左/右
同一方向のエンドでの2つの連続エンド。70度以上。

各カート-ホイール:
カートとスプリットを一連の流れの中で両方とるには最低4エンドを必要とする。
スプリットをした一連の流れの中でバウが入ってもスプリットのあとには1エンドが入ったという判断。
切り返しを含めた3エンドであればカートホイールかスプリットが入っている。こういった場合に優先されるのは得点の高いムーブなのでスプリットが得点される。

バラエティーを得点するために:
カートホイールは、最低70度、2連続のエンドがなければならない。

・クリーンスピン
C-1においては、クリーンとしてカウントされるためには、ブレードは180度外になければならない。

同様のムーブが2回以上行われた場合
そのときは評価の低いバラエティー-ムーブも得られる。
例:2回エアー-ループが行われ、一つのエアー-ループが達成され、一つのループも達成されることである。
このことは、カート-ホイールのクリーンとスーパー-クリーンを含む。
以下、ループとエアー-ループ。ブラントのクリーンとエアー-ブラント。

補則:
この競技規則は、JFKA理事会の承認の元に随時変更できるものとする。
変更された場合、速やかにJFKAブログにて発表するものとする。


Version1-5


競技規則が必要な方はメールにて連絡をいただければ、メールにて送ります。

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