JFKA/日本フリースタイル・カヤック協会公式ブログ

1990年に設立されたJFKA/日本フリースタイル・カヤック協会の公式ブログです。 フリースタイル・カヤック競技の大会主催・運営の他、2007年まで世界選手権、ワールドカップ等へ日本代表チームを派遣していました。

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東北大会優勝者インタビュー/男子K-1

■東北大会優勝者インタビュー/男子K-1クラス■

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●優勝 小森信太郎選手(チーム・ボンバー)

Q:今シーズンの第1戦を優勝でスタートしての感想は?

A:①初優勝です!
かつてのエスパー君と同じ様に、3位の壁をなかなか超えることが出来なかったため嬉しさひとしおです。
②やはり自分の中では東北大会(タンの瀬)という場所は、サーキットの中では最高の会場(ビッグウェーブ)という思いがあったので何が何でも欲しいタイトルでした。
③大会最高得点を出すことが出来た! 
 (1) (2) (3) を勘案すると一言「最高っす!」。つまり恍惚の人ですね


Q:優勝はともかく、今大会の自分の出来は何%くらいですか?
A:うーん85%くらいかな?理由は考えていた思い通りのライドができたこと。
  残りの15%は大会ということでバラエティを手堅く狙いすぎたこと。
  理想は派手なバラエティーをあと1・2種類入れたい。
  ていうかそういうチョット、リスクの高い冒険が許されるスコアの採り方して欲しい!
  例えば、ドンキーフリップして空中で完全にローリングさせられれば、その後フラッシュしても点になるとか・・無理ですか?(笑)


Q:自分でイメージしていたプレイはできましたか?
A:雪の降る大会当日の朝練でイメージは大体出来ました。
  自信を持って出せる技は左右(エアー)ブラント、バックスタブ(片方)、あとクリーンスピンだったんです。
  めんどくさいクリーンスピンは除外して他のムーブを全部足すと、
  バラエティースコアは左右ブラント(0.5×2)+左右エアーブラント(1.0×2)+バックスタブ(0.75)で「計3.75」になり、ホールムーブでもなかなか出せない大台スコアになります。
  あとはテクニカル狙いで体力の限界までブラントを打つ。
  八木さんに「税金ドロボー」と罵られながら会社で体力練成をやっていたおかげで、体力は何とかついてきました。(笑)
  その他には技と技の間のタイムラグを減らす練習を今年の冬にやってきたので、その点は上出来でした。


注:最高得点を出したセミ・ファイナルのバラエティ・ポイントは、ジャッジAが3.25、ジャッジBが4.5でした。

Q:今シーズンの具体的な目標は?ランキングor選考会、他
A:去年はワールドに行けなかったので、今年はワールドカップ1戦のみでも何とか出たいです。
  あと去年のサーキットは3戦のみの出場だったので、もう1戦出たいなあ。
  お願いしますよ、大きい会社でしょ。
  小僧一人くらい休んでも大勢に影響ないでしょ、ねえ・・・


Q:大会に参戦して何年目ですか?
A:今年の6月で初出場から3年経つと思います。早いっすね

Q:月にどの程度、フリースタイルの練習をしますか?
A:うーん、17回くらいな気がする。(内スラローム2・3回)。
  特に今年の冬は日本のフリースタイラーの中では1番やってる気がする。
  トレーニングではありません。
  楽しんでやってるだけなんでほっといてください!(笑)


Q:普段の練習ゲレンデは?
A:御岳(徒歩1分)かな。今年の冬は九十九里(海)もかなり行きました。
  海でのフリースタイル・素晴らしいですよ!
  日本でニューレインやダイナスティーに出てくるようなムーブは出来ないっていいますが(僕も言ってた)、海なら出来るんです。これが。
  おすすめはサーファー用語でいう(ムネ~アタマ)くらいのサイズの波。
  しょぼそうですがアタマクラスになると恐ろしいくらいデカイし、嫌なくらい跳ねます。
  はるか下のグリーンウェーブに落ちていく瞬間、気持ち良すぎて脳内エンドルフィン出まくります。
  ほら、やったことある人。今思い出して気持ちよかったでしょ!


Q:好きなムーブは(出来る、出来ないに関係なく)?
A:ミスティーフリップ(要するにビッグパンナム。バウが水面につかないで後ろ向きでボトム着地:エッジ寄り:になる。
  パンナムよりもボートをより水平にするためドンキーフリップの様に見えますが別物。
  パトリックキャンブリンやフィッシャーがDVDなんかでよくやってるあれです。
  ボトム着地した瞬間、「恍惚の人」になれます。
  海ではいくらでも出来るが、川では成功してない。(ハチケン・タンでは無理だった。技量の問題ですねキット!)


Q:今、ブレイで取り組んでいるテーマは? ムーブは?
A:スクリュー系ムーブ(フェニックスモンキー・マックナスティー)かな。
  カヤックのこと何も知らない人が一見で「スゲー!」と感じられるのはビッグエアー系とスクリュー系だと思う。
  フリースタイルの発展のためには、これらの技を大会で当たり前のように出していく必要があるように思う。
  もしくは前述した救済措置!しつこいですか?(笑)。
  ちなみにスクリュー系のややこしい技を最も得意としてるのは、カエル・アドベンチャーの柳本選手でしょう。
  皆さん川で会ったら要チェックやで。


Q:フリースタイル競技を始めるきっかけは? 併せてカヤックを始めたきっかけは?
A:かつての戦友であり、師であるアオキカヌーの青木順一に影響を受けた。
  またケンドーに乗ってるとき、メルヘンチャペルのマスター(木曽さん)に「3年本気でやれば、日本代表になれる!」と熱く語られたこと。
  この言葉を鵜呑みにしたことで私の転落人生は始まってしまった。
 (現在、川の横に在住:「他称・全てを捨てた男」捨ててねえつうの!


Q:最初の大会の成績は?
A:忘れもしない3年前の長瀞です。
  大会の朝、愛車レガシーが爆発?してレンタカーで命からがらたどり着き、
  友人のフィッティングの入ってないスキップで出て散々だった。 
  一言「もう忘れました・・」


Q:ここまでの自分の成績について、どう思いますか?
A:自分の技量を考えれば、出来すぎじゃないっすか?

Q:国内・海外問わず、好きな選手は?(プレイスタイルor他の理由)
A:海外ではジェイ・キンケイド、タオ・バーマン、オニー(オーストラリア)のようなムーブに切れがある選手が好きかな。
  日本ではやはり八木さんの他選手と一線を画している(for fun ・コンペティションどちらも)フリースタイルは尊敬できますね。
  またウィズネーチャーのコウヨウは、静水フリースタイルという新しいジャンルを一人で開拓したこと。
  また新しいムーブを自分で考えて作り上げていることは素晴らしいことだと思う。
  また最近嬉しくてしょうがないのは、フリースタイルでの会話?が出来るようになったこと。
  高名な格闘家とかがよくえらそうに言っている「拳で語り合う」ってやつですよ。
  例えば遠征なんかしたとき地元のべらぼうに上手い人(S級妖怪と呼びたい・だいたい知り合いなんですが・・)と一緒に漕ぐとする。
  お互いフリースタイルに人生の一部をかけてきたものがあるため、分かるんですよ。
  一歩一歩積み上げてきたものが。
  昼も夜もフリースタイルのことを考えて考え抜いて今に至っていることが。
  そういう人達と「for fun」でお互いのトリックを出し合う。
  そこで新たな気付き、技の改善が見られる。
  最高の瞬間ですよ。今年も遠征たくさんするんでS級妖怪さん達よろしく!


Q:現在使用しているカヤックは?
A:ジャクソン・カヤックのオールスター、スター、キングピン。

Q:他のギアについては?
A:・パドル:ワーナープレイヤーベント191。
  ・PFD:ストールクイスト。
  ・ヘルメット:シュレッドレディー(フャイヤーバージョン、レッドブルバージョン・ガス)
  ・ウェア:ボンバー製品・マーシャス製品各種 カグデッキが多い。
   今冬最高だったのは2ミリエアーフュージョン・ブーツ、1ミリエアーフュージョン・グローブ、そしてマーシャスホットカプセルWエアー(インナー)。
   トップスラローマーがこぞって使用しているらしい。速乾性と動きやすさは他に類を見ない。


Q:上手になるためには、何が必要?
A:フリースタイルが楽しくてしょうがないと言う気持ち。
  欲を言えば、自分と同程度かちょっと上を行っているライバル。
  更に、大会に出て集中して漕ぐ、反省を生かすことをすると巧くなります。
  自分自身振り返っても、大会前後1週間というのは、最も飛躍できる。(確変タイムです。)


Q:試合に勝つためには、
A:基本がfor funであること。スラロームやレーシングなど、ほとんどのカヤック競技は、目的が”競技”にあります。
今までフリースタイルをやめたいと思った事が無いのはこういう理由からだと思う。
  大会で勝つことが目的だと思ってやっていたことはありません。
ただ単純に、巧くなるためだけに大会に出ています。
巧くなりたくて、すごいがんばっている人が、「大会はちょっと・・・」なんていっているのをよく聞きますが、
 割り切って考えれば、最も上達できる 近道は大会です。
間違いない! 肩肘はらず、気軽に出てみよう!


Q:フリースタイル競技の面白さとは?
A:━━━━━━

Q:後、何年、選手を続けますか?
A:巧くなりたい、新しい技を覚えたいという気持ちがある限り。

Q:フリースタイル競技を目指すひとにアドバイスを
A:何でも聞いてください。
練習方法・技のコツから裏の裏まで懇切丁寧に教えます。
核心は教えない人が結構多いですが、狭い世界です。
お互い向上しあいましょう。
スポットなんかでも同じです。
頑なに秘密主義の人がいますが、そういうのやめましょうよ! 
周知の有名スポットだって始めに情報提供してくれた人が今いるから楽しめているわけだしネ。


Q:身長、体重、年齢(失礼!)
A:168cm、61kg、28才

おまけQ:20カヤック以外の趣味は?
A:①小学校からずっと釣りに明け暮れていました。大学のサークルは、釣り研究会です(>おい! 笑うところじゃないだろ!・笑)
  ②高校のときからギターをやっていて、大学時代は京都で流しをやっていました。
  ③最近、マウンテンバイクトライアルをやりたくて、キャノンデール買ったけど、器用じゃないんで2足のわらじは無理かなぁ?


●小森信太郎選手のこれまでの戦績●
 ・2003年:年間ランキング37位(関東22位、中部11位、)
 ・2004年:年間ランキング6位(東北8位、北陸5位、中部3位、全日3位)
 ・2005年:年間ランキング7位(北陸3位、中部3位、全日5位)
 

◆今年のサーキット各大会の各クラスの優勝選手に今後もインタビューを行い、掲載していきます。


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